盤の

    木目を

        楽しむ

榧は年月を掛けて育つ針葉樹で、その木の持つ弾力性、色合い、光沢、香りから、囲碁将棋盤の最高素材として知られています。その中でも日本産は世界中から高く評価され、特に宮崎日向地域産は最高品質とされています。

宮崎県綾町の国有林は綾営林署によって管理され、ここでは一流の榧が育ってきましたが、国有林全体が保護対象となり2000年頃から伐採が禁止されたため、綾営林所産榧の盤は市場では見ることの少ない貴重な盤となりました。

盤の価値は様々な要素が関係しています。木の材質厚さ木目、もちろん様々な木取りも関係していますが、これらの要素が絡み合い盤の価値が決まります。

柾目:天面の柾目が特徴。木材を贅沢に縦四分割に裁断し縦に走る木目が天面になるよう成形されます。

天地柾:柾目の一つで、つまり「天と地」。天面から底面までに垂直な木目が鮮やかに見られます。

板目:木材を平行に無駄少なく裁断し天面が板目模様となる盤。裁断される場所によって木裏、木表という2種類の盤があります。木表は木の表皮に近いほうが天面となるため木目がアーチ状に見え、木裏はその逆で、樹の中心に近いほうが天面になるため底面に向かってアーチ状の木目を見ることができます。

0